早稲田大学法学部 中島徹ゼミ

TOP > ゼミ活動>2005年度


Menu


● ゼミ活動 2005年度

それってつまりどういうこと??

テーマは前期後期ともに設定せず,発表者の興味のある内容を発表しました。
下のほうには写真付きで少し詳しく活動を公開しております。

日付 内容
4/14・21 天皇制と「女帝」問題
4/28・5/12 インターネットと表現の自由
5/19・26 クローン問題と憲法13条
6/2・9 首相の靖国神社参拝の合憲性
国立追悼施設の是非
6/16・23 ポルノグラフィーと性差別
6/30・7/7 死刑廃止論
10/13・20 国家賠償請求と違憲確認訴訟
10/27・11/10 小さな国家と福祉国家
11/17・24 外国人の人権(出入国・参政権)
12/1・8 9条について
政治経済学部の川岸ゼミとディベートをしました。
レジュメが欲しい方は,管理人〔トップページに表示〕までご連絡ください。
※データのないレジュメもありますがご了承ください。

page to top

【前期】

<第1回> 天皇制と「女帝」問題

TOPICS(4/14) TOPICS(4/21)
・戦前の天皇制と戦後の天皇制
・現在の皇位継承を巡る動向と問題点
・現行皇室典範に関する憲法上の問題
・皇位継承に関する考え方
・天皇制存置の経緯に関して
・国体維持論
・女帝論・万世一系のフィクション性



page to top

<第2回> インターネットと表現の自由

TOPICS(4/28) TOPICS(5/12)
・憲法21条 表現の自由・憲法13条 名誉権
・刑法230条・230条2 名誉毀損罪
・民法709条以下 不法行為
・コンピュータとインターネットの歴史(VTR)
・諸外国のメディア定義と規制(ドイツ・アメリカ)
・ネットによる侮辱・名誉毀損判例(日本)
・ネット訴訟と特別法の誕生
・プロバイダ責任制限法
・プロバイダ等の責任の明確化の概要
・発信者情報開示の概要
・表現の自由の揺らぎ
・⇒規制二分論の見直し?
・地上放送の規制と周波数の希少性
・ネット上で今までの典型規制が使えるか?



page to top

<第3回> クローン問題と憲法13条

TOPICS(5/19) TOPICS(5/26)
・クローン技術に関する基礎情報
・クローン人間に対する反対意見
・クローン人間に対する各国の規制
・クローン技術を利用した再生医療
・人クローン技術等の規制に関する法律
・イスラムのクローンに対する考え・態度
・各国の「人間の尊厳」に対する考え方
・「人間の尊厳」と「個人の尊厳」と憲法解釈
・個人の尊厳からクローン技術を考察
・幸福追求権からクローン技術を考察
・クローン肯定の立場からの主張



page to top

<第4回> 首相の靖国神社参拝の合憲性 国立追悼施設の是非

TOPICS(6/2) 首相の靖国神社参拝は合憲か違憲か TOPICS(6/9) 国立追悼施設の是非について
・小泉首相靖国参拝違憲訴訟〜福岡地裁
・首相公式参拝の解釈〜合憲論・違憲論
・政教分離の原則とは何か?〜目的効果基準
・靖国神社をどう考えるのか?
・神道・靖国神社の歴史と性格
・宗教と習俗・公人と私人・宗教性と無宗教
・政教分離の違い〜日本とフランス
・国立追悼施設とは?またその問題点は?
・政教分離との関係 〜靖国信仰
・憲法9条との関係
・なぜ新しい国立追悼施設が必要か?
・A級戦犯の問題
・千鳥ヶ淵戦没者墓苑:米アーリントン墓地
・国立追悼施設の靖国化
・国家による追悼の平等原則違反



page to top

<第5回> ポルノグラフィーと性差別

TOPICS(6/16) TOPICS(6/23)
・ポルノグラフィの歴史と性質
・「わいせつ」概念と「ポルノグラフィ」概念
・現在のポルノグラフィの状況
・「特定ポルノグラフィ」鑑賞
・ポルノグラフィの害悪
・ポルノ規制条約と米国判決
・法案審議・逐条解説
・前法案の否決理由検討↓
・現行法で対応可・頒布者責任は過剰・5条抗弁権なしについて
・新法案の改正点・Q&A
・発表者立場の確認(平等権・表現の自由)
・真の表現の自由の実現のために
・新法案の意見審査
・問題点:民主的政治過程の機能不全



page to top

<第6回> 死刑廃止論

TOPICS(6/30) TOPICS(7/7)
・日本における死刑の現状
・外国における死刑制度(ドイツ・アメリカ)
・死刑に関する日本の判例・学説
・死刑廃止論の基本的枠組み
・死刑と実体的適正の原理
・立証責任の問題
・公共の福祉と生命権
・死刑制度の存廃に関する論点
・死刑制度の前段階でやるべきこと
・死刑廃止に向けて〜諸外国の取組み
・仏、伊、英、スウェーデン、独、カナダ
・死刑の代替刑としての終身刑の論点
・死刑廃止条約の批准



page to top

【後期】

<第1回> 国家賠償請求と違憲確認訴訟

TOPICS(10/13) TOPICS(10/20) 
〜平成17年判決は何を意図したか?〜
・平成17年9月14日に下された,
 在外邦人選挙権剥奪違法確認等請求事件の
 最高裁大法廷判決
・平成17年判決を「読む」ための基礎講座↓
・昭和60年判決(在宅投票制度に係る最高裁判決)
 とそれに至るまでの沿革
・選挙権の地位と当事者訴訟について(行政訴訟法)
・国家賠償請求による実質的違憲確認訴訟の先例
・ふたつの立法裁量 〜立法裁量論の変遷
・議員定数不均衡の流れ
・国家賠償法の流れ
・選挙権の価値の判決と、選挙権の有無の判決
・判決の射程:
 今後の定数不均衡事案そのものと,
 国賠法のH17年判決はつながらない



page to top

<第2回> 小さな国家と福祉国家

TOPICS(10/27) TOPICS(11/10)
・日本において現在行われている改革
・日本の社会保障制度の歴史
・各国の社会保障制度
・福祉について〜総説
・具体的な社会福祉制度〜介護保険〜
・福祉と個人の権利関係〜形式的自由と実質的自由〜
・福祉とお金〜財源は? 担い手は?〜
・従来の日本型社会保障制度の特徴
・従来の日本型社会保障制度の崩壊背景
・現在の日本型社会保障制度の特質
 〜介護保険を通して〜
・社会保障サービスを担う主体
・「福祉国家」とは?〜所得再分配の正当性〜
・憲法から見る福祉国家
・今日の社会保障制度改革への対処



page to top

<第3回> 外国人の人権(出入国・参政権)

TOPICS(11/17) TOPICS(11/24)
・外国人の人権総論
・人権享有主体性
・保障される人権の判定基準
・定住外国人参政権について
・「外国人の類型」と「国民主権原理」
・参政権6学説と各論
・判例:
 ヒッグス・アラン参議院選挙権訴訟とキム地方選挙権訴訟
・公務就任権
・内閣法制局の当然の法理
・当然の法理について学説の状況
・判例:管理職選考受験資格確認等請求事件
(サブゼミ)
・外国人の公務就任権判例を検討
・管理職選考受験資格確認等請求事件の流れ
・上告審、判断回避?
 国民主権・22条1項・当然の法理
(本ゼミ)
・外国人の出入国の自由について
・国際慣習法概説。また憲法との関係。
・判例の状況:マクリーン・森川キャサリン等
・発表者の提案:31条適正手続の保障の重視
・学説の考察と提案の検討



page to top

<第4回> 9条について

TOPICS(12/1) TOPICS(1/12)
・9条に関する諸学説
・政府解釈の変遷
・憲法9条解釈(自衛権に関する)もう1つの視点
 〜自衛権と国連憲章〜
・自衛権が国の固有の権利とされる根拠への疑義
・社会契約論と自衛権
・立憲主義からみた日本国憲法
・自衛隊とは
・自衛権概念からの脱却
・現状の分析〜ソ連脅威論から北朝鮮脅威論へ
・警察と軍隊の相違〜警察法と自衛隊法
・資料:ミリタリーバランス




<イベント> 川岸ゼミとのディベート

詳しくは,こちらをご覧下さい。


page to top


inserted by FC2 system